
付録A
3.2.1 MACサービス
3.2.1.1 多重アクセス
MACサブレイヤは、システム・スループットを最大化し伝送遅延及び衝突を最小化して、すべての局に公平に送信機会を与えることができる非順応型のp−persistent CSMAアルゴリズムを実行するものとする。
3.2.1.2 チャネル幅輳
MACサブレイヤは、チャネル輻輳を検出した場合には常に、VMEサブレイヤに対して通知を行うものとする。(3.2.2.2項参照)
3.2.2 MACサービス・システム・パラメータ
MACサービスは、表3−1に定義されるシステム・パラメータを実行するものとする。
表3−1 MACサービス・システム・パラメータ

3.2.2.1 タイマTM1(アクセス間遅延タイマ)
タイマTM1は、MACサブレイヤがチャネルへのアクセス試行の間に待機する時間(TM1)に設定されるものとする。このタイマは、アクセス試行が不成功の後にチャネルがアイドルでタイマが作動していない場合に、起動されるものとする。チャネルがビジーになった場合には、タイマはキャンセルされるものとする。タイマが超過した場合に、もう一度アクセス試行が行われるものとする。
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